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蛸薬師(成就院) |
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天台宗の宗祖・最澄の高弟である慈覚大師円仁によって開山された蛸薬師(成就院)。 円仁上人は若い時から眼病を患っており、40歳の時に自ら薬師の小像を刻み、唐に渡るときも肌身離さず持っていました。しかし唐からの帰国時、海路で暴風雨に遭遇。その時、肌身離さず持っていた薬師像を海に投じて海神に献じ、危急を逃れたといわれています。 その後、円仁上人が諸国巡業を行っていた時のこと。肥前(現・佐賀県)の松浦を通りかかった時、海上に蛸に乗って光りを放つ薬師像を見ました。そのお姿を見られた円仁上人は大変喜ばれ、天安2年(858)東国を巡って目黒を訪れた時に諸病平癒のため、松浦で拝み奉ったお姿を一刀三礼にて霊木に刻み、持っていた小像を体内に納め、「蛸薬師如来」として祀られました。 以来、心願成就、長寿、難病平癒のご利益で信仰を集めています。 |
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おなで石 |
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蛸薬師(成就院)に伝わる「おなで石秘法」は、慈覚大師円仁が唐に求法された時に五台山で伝授請来されもので、当寺の住職が受け継ぎ、当山代々の住持の秘伝とするものです。 この「おなで石」のご利益を授かったお一人が、寛政の改革を行った松平定信。松平定信が書いた著書『花月草紙』の中で「蛸薬師」の項目を設け、ご利益を授かりいぼが取れた不思議な話を記しています。 |
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蛸薬師(成就院)では、「おなで石御守り」を授与していただけます。 |
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おなで石のご利益:イボ、たこ、アトピー、皮膚病、神経痛、内臓の病 その他諸病平癒 |
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【 住所 】 |
東京都目黒区下目黒3丁目11番11号 |
【 TEL 】 |
03-3712-8942 |
【 アクセス 】 |
東急目黒線「不動前駅」徒歩約6分 |
白兎神社 |
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神話『因幡の白うさぎ』で有名な兎を御祭神とする白兎神社。『古事記』や『日本書紀』にも記される由緒ある神社です。 |
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神話『因幡の白うさぎ』で、うさぎはワニザメをだましたことから怒ったワニザメによって体中の毛をすべてむしりとられてしまいました。傷ついた白うさぎに、さらにいじわるな八十神が「海水で体を洗い、風の吹く高い山の頂上で乾かしたらいい」という嘘を教え、その言葉どおりにすると、傷に塩水がぴりぴりとしみ、痛くて痛くてたまりません。 そこに通りかかったのが大国主命です。白うさぎの姿を見た大国主命は、「早く川の真水で体を洗いなさい。そして川岸の蒲(がま)の穂(ほ)をつけてごらんなさい」と傷を治す方法を示されました。その言葉に従い、体を真水で洗い、蒲(がま)の穂(ほ)をつけたところ、傷は癒え、肌には白い毛が生え、もとの白うさぎの姿に戻ることができました。 この神話から、因幡の白うさぎを御祭神とする白兎神社は、皮膚病ややけどにご霊験あらたかな神社として信仰を集めています。 |
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白兎神社の境内には、大国主命と白うさぎのモニュメントや白うさぎが体を洗ったと伝わる「身洗ノ池」、白うさぎが傷を治すために付けたといわれる蒲(がま)があります。 |
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【 住所 】 |
鳥取県鳥取市白兎603 |
【 TEL 】 |
0857-59-0047 |
【 参拝時間 】 |
9:00〜16:00 |
【 アクセス 】 |
JR「鳥取駅」→日ノ丸バス青谷・鹿野方面行きに乗車し「白兎神社」下車、徒歩すぐ |
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