|
◆ お食初め |
|
生後100日目(地域によっては110日目または120日目)の赤ちゃんに、「一生食べ物に困らないように」との願いを込めて、赤ちゃんに初めてごはんを食べさせるまねをする儀式です。 |
|
祝い膳は地域によって異なりますが、一汁三菜が基本。赤飯や尾頭付きの魚、煮物、お吸い物、漬け物を用意します。また、歯が丈夫に生えるようにと「歯固めの石」を添えたり、たこの足を吸わせたりする風習のある地域もあります。 |
|
赤ちゃんにご飯を食べさせる役は「箸役」と呼ばれ、近親者の長寿の人にお願いします。箸役をたてない場合は、母親が食べさせるまねをします。順番は飯、汁、魚の順で、それぞれ軽く赤ちゃんの口につけるようにします。 |
|
また最近では、実際にこの時期の赤ちゃんが食べられる果汁やスープなどの離乳食を祝い膳として用意される方も多いです。 |
|
◆ [伝統的な祝い膳] |
|
|
祝い膳は、一般的に母方の実家から贈られます。 |
|
男の子の場合は朱塗りの膳、女の子の場合は内側が朱塗り、外側が黒塗りの膳が正式の膳です。家紋を入れる場合は、子どもの生まれた家の家紋を入れます。 |
|
|
|
|
|
|