◆ お七夜・命名式 |
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赤ちゃんが元気に育つことを願い、生まれた日から数えて7日目に行なうのが「お七夜」です。 |
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昔は新生児が生まれても数日で亡くなってしまうことが多かったため、お七夜は赤ちゃんが無事に育つかどうかの大切な節目でした。なので、昔は親類や仲人さんなどを招いて祝宴が開かれていましたが、最近は出産まもない産婦さんや生まれたばかりの赤ちゃんの健康状態に配慮して、家族や身内など内々で行うことが一般的となってきました。 |
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また一般に、この日に赤ちゃんの名前をお披露目する「命名式」を行うことが多かったため、「名付け祝い」とも呼ばれています。 |
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=命名書について= |
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赤ちゃんの名前が決まったら、命名書を書いて神棚や床の間などの高い所に飾ります。現在は、住宅事情の変化によって神棚や床の間がない家も増えてきています。神棚等がないご家庭の場合は、飾り棚や赤ちゃんの枕元の壁などに貼っておきます。 |
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命名書は、奉書紙を上下二つ折り、左右三つ折にして、表に「命名」と記入します。そして内側中央に続柄、赤ちゃんの名前と生年月日を。左に命名年月日と名付け親または両親の名前を書きます。 |
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=出生届について= |
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赤ちゃんが誕生した日を含め、14日以内に出生届を該当の役所に提出します。 |
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届け出時に記入の不備があったり、人名に使えない文字を用いていたりした場合は受理されないので、余裕をもって提出しましょう。 |
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