◆ 株の基礎用語 |
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株式とは |
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株式とは、会社に出資してくれた人に発行する証書のようなもの。 株は借金とは異なり、利子がかからず、返済の必要はありません。 一方出資した人は、出資した金額よりも高い値段で株を売ることができます。また出資した会社の業績が上がれば配当金(利益の分け前)をもらうこともできます。 |
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証券取引所 |
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株を売りたい投資家と買いたい投資家の注文が集まる場所が証券取引所です。 証券取引所は全国に5ヶ所(東京、大阪、名古屋、福岡、札幌)あり、その中で株式の売買金額が全体の約90%を占める最大の取引所は東京証券取引所です。 またジャスダック証券取引所という証券取引所もありますが、これはJASDAQ市場が2004年12月に証券取引免許を取得し、新たに発足しました。 |
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証券会社 |
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株の売買の際、個人が証券取引所に直接注文を出すことはできません。 そこで株式売買をしたい投資家と証券取引所の間の取次ぎを行うのが証券会社です。 従来型の証券会社は店舗を持ち、店舗や電話で注文をしたり、わからないことを教えてもらえたり、アドバイスしてくれたりします。 一方、インターネット証券は、証券会社のホームページで必要事項を入力した後、株の売買は自分で行います。 |
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上場会社 |
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株式を証券取引所に上場している会社のことです。 ちなみに上場していない会社は「非上場会社」といいます。 |
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円高 |
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円高・円安の仕組みは、ドルを基準にして表現されます。 ドルが売られてドルの価値が下がると、円については「円高」といわれています。 例)1ドル110円から1ドル100円になると、「円高・ドル安になった」といいます。 |
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円安 |
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円高・円安の仕組みは、ドルを基準にして表現されます。 ドルが買われてドルの価値が上がると、円については「円安」といわれています。例)1ドル110円から1ドル118円になると、「円安・ドル高になった」といいます。 |
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今期 |
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2008年を今期とすると、その期間は2007年4月1日〜2008年3月31日を指します。 |
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来期 |
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2009年が来期とすると、その期間は2008年4月1日〜2009年3月31日を指します。 |
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取引時間 |
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株式の取引が行われる時間。 午前9時から11時までを前場(ぜんば)、午後12時30分から3時までを後場(ごば)といいます。 |
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デイトレーダー |
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1日のうちに何度も売買を繰り返し、売りと買いの取引を完結させる取引の手法です。 |
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株式の単位「単元」 |
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株式は株を発行している会社が定めた単位で売買します。この株式の単位を「単元」といいます。 |
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ミニ株 |
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株式は株を発行している会社が定めた単位で売買します。 そのため、例えば時価1000円の株を購入したいと思っても、その単元が1000株だとすると、1000円×1000株=100万円の元手が必要になります。これではなかなか初心者は手が出しにくいです。 そこで少額で投資を始めたい人のために「ミニ株」というものがあります。これは10分の1の資金で投資できる株です。 先ほどの例をとると、1000株の10分の1なので100株となり、1000円×100株=10万円で株を買うことができます。 [メリット] ・ミニ株の最大のメリットは、少ない元手で株が買えることです。 [デメリット] ・売買単位が小さいので、株価が値上がりしても利幅が小さいです。 ・ミニ株の場合、基本的に売買は注文した翌日の始値で行われるので、思った金額でのやり 取りができません。 ・株主優待制度を受けたり、株主総会に出席したりすることはできません。 |