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【布袋堂】 |
別名「乳のおんばさんのお堂」と呼ばれ、子供の健康とお乳がよく出ますようにとお参りされる方が多いです。 布袋さんと乳の出との関係はわかりませんが、一説によると、もともと聖徳太子の乳母を祀ったのが始まりで、布袋の乳の豊かさと乳の出がよくなりますようにとの信仰が結びついたものといわれています。 入口には「お乳が出ますように」との願いを書いた絵馬が掛けられています。 |
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【なでほてい尊】 |
福を授けてくれるといわれる「なでほてい尊」。 おなかの「福」を撫でると福をよび、背中の「黄金袋」を撫でると財をよび、手に持つ「ひょうたん」を撫でると諸願成就を授けてくださるそうです。 布袋様を撫でておまいりください。 |
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【賓頭盧尊者像(びんずるそんじゃ)】 |
賓頭盧尊者は、古来より撫仏(なでぼとけ)として多くの人々の信仰を集めています。 病気がある方は、その患っている部分と同じ賓頭盧尊者像の場所を撫で、その撫でた手で自分の体の悪いところを撫でるとその病が平癒すると伝えられています。 |
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【万灯院】 |
万灯院には、難病に苦しみながら紙の衣を着て修行したといわれる羅漢さん(紙衣仏)が祀られています。この仏様は、「病苦に悩むものが自分を念じたならば、必ずその病気を治してやろう」と誓願をたてたと伝えられ、病気回復の功徳があるといわれています。 毎年10月10日の「衣替え法要」では、紙衣仏の衣替えが行なわれます。この時、参拝者には1年間紙衣仏が着ていた紙衣を背中に当ててもらうことができるのですが、これを何年も続けて(現地の説明書きには「何年もつづけて」と書かれていますが、四天王寺の公式HPでは3年間)着せてもらったならば、病気や臨終の際も不浄の世話を人にかけないですむといわれています。 |