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901年(延喜元)、左大臣・藤原時平の讒言によって失脚、大宰府に左遷された菅原道真公は、2年後の903年(延喜3)に失意のままこの地で亡くなりました。59歳でした。 忠臣であった味酒安行(うまさけやすゆき)は葬地を求め、牛車で棺を運んでいると、安楽寺の境内(今の本殿付近)で牛が伏して動かなくなりました。これは天の啓示であると信じた安行は、この地を道真公の墓所として棺を埋葬し、祠を建てたのが太宰府天満宮の起源であるといわれています。 |
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祭神の菅原道真公は、類まれな才能から学問の神様として崇敬を集め、さらには書道の神、火難・雷除けの神、厄除けの神など、広く信仰されています。 |
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全国天満宮の総本宮である太宰府天満宮には、年間700万人を越える参拝者が訪れ、特に受験シーズンは、合格を願う受験生で境内は大変な賑わいです。 |
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【学業成就、合格祈願】 学者の家に生まれ、5歳で和歌を詠み、11歳で漢詩を創作するなど、秀才で知られる道真公。 当代一流の学者であり、優れた政治家である道真公は、文神、学問の神として崇敬を集め、道真公を祀る太宰府天満宮には、毎年、学業上達、受験合格を願って全国から受験生が訪れます。 |
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【厄除け、火難・雷除け】 無実の罪で太宰府に流され、悲観の中その生涯を閉じた菅原道真。 道真公の死後、京の都に天変地異が相次ぎ、それは道真公が怨霊となって祟っているからだと信じられました。 朝廷は非を認め、道真公を神として祀ることで、人から神の御位に昇り、今では災厄を除く守護神として信仰を集めています。 |
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【神牛】 牛は天神さんのお使いといわれ、太宰府天満宮の境内にはたくさんの牛の像が置かれています。 「なで牛」と呼ばれ、この牛の像の頭を撫でると知恵がつくといわれ、また体に悪いところがある方は、「なで牛」の同じ部分を撫でると良くなるといわれています。 |
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【飛梅】 「東風吹かば 匂ひおこせよ梅の花 あるじなしとて春な忘れそ」と詠んで都を去った菅原道真公を慕って京から一夜にして飛んできたという言い伝えのある梅の木。 この伝説に因み、旅行交通安全のご利益があると信仰されています。 |
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【楓社】 菅原道真公の奥方、宣来子(のぶきこ)命を祀る楓社。 古来より、夫婦円満、安産、子宝の守護神として信仰されています。 |
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【厄晴れひょうたん】 天満宮では、古くから神苑の梅の木の下で酒を酌み交わすと厄を免れるという信仰があります。 太宰府天満宮では、厄除け祈願の「厄晴れひょうたん」があり、このひょうたんの中に願いごとを書いた紙を納めて自宅の神棚に祀り、災難を逃れるように祈願。 そして厄晴れすると、本殿裏のひょうたん掛所に掛けるならわしになっています。 |
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■ 住所 |
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福岡県太宰府市宰府4-7-1 |
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■ 電話番号 |
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092-922-8225 |
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■ 拝観時間 |
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6:30〜19:00(季節により異なる) |
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■ 拝観料 |
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無料 |
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■ アクセス |
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西鉄太宰府線「太宰府駅」から徒歩5分 |
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