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浅草寺
628年(推古36)、檜前浜成と竹成の兄弟が隅田川で漁をしていた時に、網にかかった像を持ち帰り、郷司の土師中知に見せたところ、その像がありがたい聖観世音菩薩であることがわかり、中知はお堂を建てて祀ったのが浅草寺のはじまりです。
857年(天安元)に慈覚大師が中興の祖となり、堂塔を整備。兵火や失火で何度も焼失しましたが、その度に源頼朝や足利尊氏、北条氏康などの支援を得て再建を重ね、江戸時代に入ると浅草寺は徳川幕府の祈願所に定められ、一層の繁栄を遂げました。
浅草寺は現在も参詣者が絶えない、東京を代表する寺院です。