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しばられ地蔵

1348年(貞和4)に林能法師により開創され、大岡政談の「しばられ地蔵」で有名な南蔵院。

ある日、呉服屋の手代が南蔵院門前で一服しているうちにうたた寝してしまい、大切な反物を盗まれてしまいました。この時、名奉行とうたわれた大岡越前守が取り調べにあたり、「寺の門前に立ちながら、泥棒の所業を黙って見過ごしていたとは門前の地蔵も同罪なり。縄打って召し取ってまいれ」と命じ、お地蔵様は縄でぐるぐる巻きにされ奉行所に。

このおかしな成り行きに、どんな裁きが始まるのかと野次馬が奉行所になだれ込んだところ、突然門を閉め、大岡越前守はお白洲へ乱入した罰として反物一反差し出すよう申しつけました。そして集められた反物を調べさせたところ、そこに盗まれた反物を発見。そこから足が付き、盗賊団を一網打尽にすることができました。

大岡越前守はお地蔵様の霊験に感謝し、お堂を建てて、盛大な縄解き供養を行ったそうです。

以来、お地蔵さまは、盗難除け、足止め、厄除け、縁結びなどのご利益があるといわれ信仰を集めています。

ご祈願の際は、「願かけ縄」でお地蔵様を縛り、願いが叶った際には縄を解くならわしになっています。

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お寺へのアクセス

・JR常磐線「金町駅」から京成バス(戸ケ崎操作所行き)で「しばられ地蔵」下車、徒歩約2分

しばられ地蔵

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東京都葛飾区東水元2-28-25

場所:
南蔵院
エリア:
葛飾区

南蔵院のご利益

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