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咳の爺婆尊
弘福寺の境内には、「咳の爺婆尊」と呼ばれる一対の石像が祀られた小さなお堂があります。
寛永時代に風外和尚が自分の両親の姿を像に刻み、朝夕の供養を怠らなかったと伝えられる像で、風邪除けのご利益があるといわれています。特に、口の中に病気がある人はお爺さんに、風邪や咳に悩みがある人はお婆さんにお願いするとよいそうです。
丸い体に丸い顔、ふくよかな表情の「咳の爺婆尊」。病気が治った際は、お礼に炒り豆に番茶を添えてお参りするならわしになっています。
※ちなみに大きい方の像がお婆さんで、小さい方の像がお爺さんなのだそうです。