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波除稲荷神社
1592年(文禄元)、江戸城の西丸増築のため日比谷入江の埋め立て工事が行われましたが、なぜか築地だけは堤防を築いても大波にさらわれ、工事は困難でした。
ある夜、海面を光を放って稲荷大神のご神体が波間を漂っているのを見つけた人々が、社を作ってお祀りしたところ、不思議と工事はスムーズに進んだそうです。
以来、「災難を除き、波を乗り切る」稲荷大神として崇敬を集めるようになりました。
境内には大きな獅子頭も奉納されています。
これは昔から万物を押さえつける力があるとされ、災難除けの象徴として信仰を集めています。