三千院

三千院の歴史の源ともいえる往生極楽院には、穏やかな面持ちの阿弥陀三尊像が安置されています。本尊・阿弥陀如来の両脇侍である観世音菩薩と勢至菩薩は大和坐りといわれる珍しい正座をされていますが、これは往生をして極楽へ行こうとする死者を迎え、今まさに彼岸へ帰ろうと立ち上がる瞬間の姿なのだそうです。

三千院・往生極楽院の阿弥陀三尊に念仏を唱えると、安楽往生ができ、極楽へ導いてくれるといわれ、多くの人が参拝に訪れています。