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千本釈迦堂
(大報恩寺)

毎年2月に、おかめの面をつけて鬼を笑わせる楽しい行事・おかめ節分で有名な千本釈迦堂。その千本釈迦堂にはある悲話が残っています。

千本釈迦堂を建てる時、大工の棟梁・高次が誤って柱の一本を短く切ってしまいました。摂津の国から寄進された特別の名材であり、かわりのあるものでないため困り果てていると、妻のおかめが「短いものに合わせて全部の柱を切れば」と助言しました。おかめのおかげで棟梁は無事に竣工することができましたが、女の助言で任を果たしたことが世間に知れては夫の恥じと上棟式の前日、おかめは自害してしまいました。高次は悲しみ、上棟式の時、御幣の先に妻おかめの面を飾り、冥福を祈ったといわれています。

夫婦の結末は悲劇でしたが、棟梁・高次とおかめの夫婦愛から、おかめさんに祈ると夫婦円満のご利益が授かると信仰が生まれました。現在も高次とおかめの夫婦愛にあやかろうと多くの参詣者が訪れます。

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お寺へのアクセス

千本釈迦堂(大報恩寺)

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京都市上京区五辻通七本松東入溝前町1305

ご利益:
夫婦円満
エリア:
上京区
電話番号:
075-461-5973

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