daienji
大円寺
大円寺は、寛永の初め、湯殿山の大海法印が寺の前の坂を切り開き、大日如来を祀って祈願道場を開いたのがはじまりと伝えられています。
1772年(明和9)に起きた本堂からの出火で、江戸六百余町を焼き、多くの死者を出しました。そのため、なかなか寺の再建が許されず、1848年(嘉永元)、薩摩藩主の助力により再建されました。
本寺には"生身の釈迦如来"といわれている木造「清涼寺式釈迦如来立像」や「十一面観音立像」、徳川家の繁栄と江戸発展守護のための「三面大黒天像」などが祀られています。