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男坂(愛宕神社)
愛宕神社の正面鳥居にある86段の男坂という急勾配の石段には、講談『寛永三馬術』の一席で有名な伝説が残っています。
1634年(寛永11)正月、徳川三代将軍家光の命を受け、馬術の天才といわれた曲垣平九郎がこの石段を馬で駆け登り、神社の梅を手折って再び馬で駆け降り、将軍に献上したとのこと。このことから曲垣平九郎は日本一の馬術の名人として名を馳せることとなり、石段は「出世の石段」と呼ばれるようになりました。
以来、曲垣平九郎にあやかろうと出世祈願に多くの人々が参拝に訪れます。